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SDについてのQ&A

ー「システムデザイン工学」とは何ですか?
システムデザイン工学は、地球環境や人間・社会環境など、対象を取り巻く環境を含めてシステムととらえ、環境と調和した工学的価値の創造めざす学問分野です。これまで個々に独自の発達を遂げてきた要素技術の総合化と、技術と技術、技術と人間、技術と社会の調和を目指しています。
「システムデザイン工学」のシステムとは、具体的には宇宙・エネルギー・環境・建築・情報・ロボットなどのハードウェア・ソフトウェアシステムを指し、デザインとはシステムを構成する要素の価値を高める最適システムの設計・制御を意味しています。環境との調和を意識して、システム空間においてエネルギーを変換し情報・素材を加工する、人間を中心とした新しい理工学ということもできます。
 
ーシステムデザイン工学科の特長は何ですか?
システムデザイン工学科では、力学・エネルギー・制御・情報などの基盤的知識をもって、アート・社会・経済などに関わる新しいものの見方を身につけることができます。そして、環境・宇宙・都市・生命など、複雑な工学的システムを内包する総合的環境に適応するハードウェア・ソフトウェアの設計・実現方法を修得することができます。
システムデザイン工学科の研究室では、ナノ分野、メカトロニクス・ロボット分野、エネルギー・環境分野、高度生産技術分野、制御システム分野、建築および空間デザイン分野、情報ネットワーク分野、宇宙分野など、ナノから宇宙まで幅広い分野の研究を行っています。分野横断型の研究・学習が行われており、多分野の連携によって大きな社会的インパクトを持った新しい技術や理論も生まれています。
 
ーシステムデザイン工学科ではどのような学科ですか?
システムデザイン工学は、縦割り学問分野の限られた工学技術に限定せず、幅広い工学基礎の技術を修得します。分野横断的な幅広い知識を意欲的に学ぶことにより、今までにない新たなデザイン領域に挑戦しています。そのために、まずあらゆる工学の基礎となる「力学」を中心に、システムのモデリング(仕組みの抽出)、アナリシス(分析)、シンセシス(統合)の工学的アプローチについて徹底的に学びます。そこから、さらに機械・生産、電気・電子、エネルギー・環境、情報・通信、建築・都市などの多方面の技術について修得していきます。
また、システムデザイン工学では、もの作りの立場のみならず、ものが提供される社会の立場までをつねに考慮に入れながら、新しいもの作りを目指します。これまで発展してきた科学技術をさらに深めて、システム構成要素のイノベーションを行い、ものが提供される社会の立場からもそれらの総合化、システム化をはかることができるエンジニアを育成します。
システムデザイン工学は、広く浅い総合的な学問では決してありません。多方面の工学基礎をしっかりと学ぶことにより、それまでに個別の分野では困難であった最先端の課題に取り組むことができる、本当の実力派のエンジニアを育てています。
システムデザイン工学科の教員は、多方面の工学基礎を必要とする新しい課題に取り組む挑戦的な教員によって構成されています。また、新しい課題に取り組む意欲の高い学生が集まっています。それが、システムデザイン工学の発展のもう一つの原動力であり、数多くの世界的な研究成果を挙げているのです。
 
ーシステムデザイン工学科の卒業生はどんなところに就職していますか?
例年、8割前後の学生が本塾大学院に進学しており、博士号を取得した卒業生もいます。就職状況は非常に良好で、幅広い業種に受け入れられています。就職先の例としては、電機メーカー、機械メーカーといった製造業、建設業・建築設計業などのものづくり企業のほか、電気・ガスなどのライフライン企業、情報・通信業、金融・不動産業、国・自治体などが挙げられます。
エネルギー・力学・生産技術・制御・電子工学の基礎知識を生かして多方面で活躍できるのがシステムデザイン工学科の強みです。また、所定科目の履修と卒業後の実務経験により電気主任技術者国家試験免除、一級建築士受験資格を得ることが可能です。

ーシステムデザイン工学科に入りたいのですが、どの学門に入学すればよいですか?
学門B(25%)と学門D(35%)から進級できます。

ーシステムデザイン工学科にはどんな研究室がありますか?どんな教員がいますか?
システムデザイン工学科の研究室では、ナノ分野、メカトロニクス・ロボット分野、エネルギー・環境分野、高度生産技術分野、制御システム分野、建築および空間デザイン分野、情報ネットワーク分野、宇宙分野など、ナノから宇宙まで幅広い分野の研究を行っています。研究室間の連携・交流も盛んで、研究室合同の研究会や合宿が活発に行われています。
教員は、気鋭の若手教員から世界トップクラスの業績を誇るベテラン教員までさまざま在籍していますが、どの教員も、教育・研究、システムデザイン工学の新しい挑戦に情熱を持って取り組んでいます。