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SDの教育

■教育内容と特徴
システムデザイン工学科では、5つのグループ、すなわち エネルギー・メカニクス・マニュファクチュアリング・コントロール・エレクトロニクスを基盤要素として位置づけています。またモチベーションを促す、工学概論・演習・実験・数学関連の共通科目が基盤科目に設定されています。これらの科目が横断的に展開して、理工学の様々な応用分野となります。カリキュラムでは、上記の基盤要素科目と基盤科目をベースにして、その上に様々な応用分野に関係する科目が発展的に設置されています。
 
■教育目標
私たちを取り巻く世界は、複雑化、流動化の度合いが日々増大しています。これに伴い、周囲の環境を含めたシステムをいかに表現し、そのハードウェア・ソフトウェアのデザインをいかに行うかが、工学における新たな、そして大きな課題となってきています。このような背景から、力学・エネルギー・制御・情報などの基盤的知識を総合的に活用して、この課題に正面から取り組むことのできる人材が社会から求められています。システムデザイン工学科においては、これらの基盤的知識をもって、アート・社会・経済などに関わる新しいものの見方を身につけるとともに、環境・宇宙・都市・生命など、複雑な工学的システムを内包する総合的環境に適応するハードウェア・ソフトウェアを設計・実現できる人材を育成します。