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SD工学科のカリキュラム

■システムデザイン工学科の教育課程
実験・演習以外の必修科目として、システムデザインの基礎となる「熱流体システム第1」・「力学的モデリング」・「回路とシステム第1」・「電磁気工学」の4科目と、これらを理解する上で必要な数学的知識を身に付ける「工学数学」、先端技術現場を直接体験できる「システムデザイン工学概論」の計6科目を設置しています。さらに、基礎専門科目の推奨科目として10科目を設定しています。その他の基礎専門科目・学科専門科目は、学生の興味に従って学べるよう幅広い選択科目として用意しています。また、デザイン表現力を磨く「デザインリテラシー演習」、計算機を自在に使うための「プログラミング演習」、力学・制御・電気・情報系の実験テーマによりシステムデザインのための実技的能力や創造的活動の基礎を習得する「システムデザイン工学実験第1・第2」、総合的な力を養う「システムデザイン工学演習」など、創造的なモノづくりを目指した実技科目を充実させ、知識・技術の両面から新しい創造能力を涵養します。

■システムデザイン工学科の教育課程PDF

カリキュラム系統図

■カリキュラム一覧
講義内容を紹介します。2年生からシステムデザイン工学科カリキュラムでは、システムデザイン工学基幹、モデリング、アナリシス、シンセシスと調和の5つを骨組みとし、学修レベルに合わせ構成されています。
 
⓪ → システムデザイン工学基幹
① → モデリング
② → アナリシス
③ → シンセシス
④ → 調和

骨組み・学修レベルについて
環境エネルギーシステム関連

  相関図

電気通信システム関連

  相関図

製造システム関連

  相関図

建築デザイン/建築システム関連

  相関図

情報システム関連

  相関図

機械システム関連

  相関図

  • 数学1A
  • 微分、ラグランジュ乗数法
  • 数学1B
  • 積分、スカラー/ベクトル場
  • 数学2A
  • 複素数、行列、微分方程式
  • 物理学A
  • 粒子系力学
  • 物理学B
  • 多粒子系、剛体
  • 化学A
  • 波動方程式、混成軌道
  • 化学B
  • 無機、有機
  • 工学数学【⓪-0】
  • 複素関数、ベクトル解析
  • 応用解析第1【⓪-0】
  • 微分方程式、ラプラス変換
  • 確率・統計【⓪-0】
  • 確率分布、確率過程、多変量解析
  • 熱流体システム第1【①-0】
  • 熱力学
  • ダイナミカルシステム【①-0】
  • 伝達関数、過渡応答と安定性、フィードバック制御
  • 熱流体システム第2【②-0】
  • 流体力学
  • 電磁気工学【②-0】
  • 電磁界、電磁界中のエネルギーと力
  • 環境化学概論【④-0】
  • 地球環境問題
  • 熱エネルギー工学【②-1】
  • 熱伝導、対流、放射
  • システム生命工学【③-1】
  • マイクロ流体、生体医工学、組織工学
  • システム計測【③-1】
  • 熱流体計測、数値計算
  • エネルギー変換システム【④-1】
  • 熱、量子論、システムエネルギー
  • ライフサイクル工学【④-2】
  • LCA
■SDの講義テキストの紹介
システムデザイン工学科の特徴でもある独自の講義テキストについて説明します。システムデザイン工学科の多くの講義科目においては、市販のテキストではなく講義担当者が独自に執筆編集したテキストを用意し、受講者に無料で配布しています。講義内容とテキストの内容が一致した効率的で質の高い講義につながると同時に、学生の経済的負担も軽減します。